ちょっとでも温泉
2016-10-06
講義・会議等々めまぐるしく1日の疲れを取るための時間も必要
思い立ってちょっとでも温泉
後期がはじまり3日目。講義は初回でガイダンスのような内容で2コマ。僕が単独で担当している講義に関しては、「国語専攻」の学生たちに主導してもらい5人1班を構成する。三コースの学生たちがなるべく混在し、前期の班とは違う顔ぶれでの構成を意図した。講義は「教える」「教え込む」のではなく、あくまで学生相互で「学びを創る」ことが肝要。相互に話し合い自分たちの課題は何かを見据えたところから、学ぶ意欲も起動し意識が高まるというもの。授業者やテキストを含めたすべて学びがあり、学習者がそれに気づく活動を設定することが肝要である。昼休みも所用があって、そのまま午後の講義はオムニバス(複数担当者講義)形式のガイダンス。ほぼ1年生すべてが受講する基礎科目である。その講義でも11月から受講者を半分に分割し、上記のような形式の講義を計画している。
その後も会議があり、最終5コマ目は「教育実習報告会」を実施。公立実習を経験した4年生が3年生にその内容を伝えることを旨とする会である。学生間でも、また社会に出たら職場のコミュニティでもそうであるが、お互いに伝え合うということは大変重要なことだ。多くの4年生から出た感想として、「公立校に行ったら自分から積極的に動くべきだ」ということだった。「指示待ち」ではなく、教師たるもの自ら動き自ら学びを創るということであろう。僕も初任の頃、よく「仕事は見て盗め」と言われたことがある。受身ではなく「伝承」されるのが「仕事」ということかもしれない。さて本日の「題」にそぐわない内容を記してきたが、学期初めはこのように慌ただしいということを表現した。すると暗くなる頃には、ぐっと疲れが滲み出てくるものだ。食事を終えて帰宅して時計は8時を回っていたが、9時閉館の公共温泉施設へと車を15分ほど走らせた。30分ほどではあったが、やはりちょっとでも温泉。疲労回復には抜群の効果があることを、小欄を記している「今」実感している。
自然の恵みある独特の香り
身体を温めてまた次への活力を養う
「ちょっとでも」温泉に入れる幸せな環境に感謝。
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