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身体点検周遊

2015-03-17
情報の収集源
栄養の摂取源
活動の起動源

「かかりつけ」というのは貴重である。飲食店でも「馴染み」を大切にしたいと思っている”たち”だが、自分の身体を知っている「名医」もまた尊重したい。幸い日常的に医師にかかるような病状はないので、概ね定期点検としての内容を履行することになる。もちろん居住地域でそうした「かかりつけ」を見出すべきであるとも考えるのだが、一定の次元でコミュニケーションの成立した医師たちとの信頼関係には、ついつい離れ難き依存をしているほどのこだわりがある。

今回も眼科・歯科・その他を訪れて定期検診を受けた。眼は僕にとって大切な仕事道具である。資料を読み、文章を書き、授業で学生を看て、とあらゆる情報源は視界から得る。さぞ酷使しているゆえ、聊か乾燥気味である。そんな現状への改善策を明確に指摘してくれる医師の冷静さはありがたい。僕の両親の眼を的確に手術してくれた我が家にとって名医誉高き存在である。また歯は栄養摂取の入口、地方赴任が決まった時点でベストな状態にしてもらった医師がいる。クリーニング上手で、隅々まで実に綺麗に歯垢除去を完遂してくれる。今回も問題なし。

そしてまた、医師にあらずしても訪ねたいのがスポーツジムの名インストラクターである。僕が現在の職業位置を模索し苦しんでいる際に、身体を鍛錬することで精神まで支えてくれたレッスンを実施できる方である。彼女の指示は目的が的確で、そして完遂するところまで参加者を頑張らせる温かい激励に満ちている。その「方法」は、僕も授業に応用しているほどである。この日もまた、「元気を貰いました」の名言を終了時に彼女は僕に告げた。元気を貰ったのは僕の方であるのだが、鏡に映すような内容の激励を施すのは他者への敬意と配慮に満ちている。レッスン後の聊かの会話で、再び僕が現在地方在住である意味が明確になった気がした。やや大仰のようだが、身体トレーニングに携わるということは、その対象者の人生を支えているのだ。そしてまた僕自身も、学生の人生に大きく関わっっているという使命を呼び起こしてもくれる。

かくしてトレーニング後のサウナへ
そのスチームに霞む光景を見ながら苦闘した時代
その時期に支えてくれた「名医」たちが僕には心強い。

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