あたらしき年のはじめの
2015-01-02
初日の陽光が眩しい空は澄んだ青色
寒風に身は引き締まる
「1年の計は元旦にあり」というが、実に清々しい気持ちで朝を迎えた。窓から朝日を見上げ、鳥の鳴き声に耳を澄ませ、いま此処に存在することそのものに感謝する。こうした心の余裕が、何よりも大切なのであろう。「1年の計」にある「計」とは、「計画」等の語にある「はかる」「はかりごと」の意味であるが、『漢字源』(2002学研・改訂新版)に拠れば、「物事をつなぎ集めて、よしあしや方法を考える。」とある。字源からして「言+十(多くを一本に集める)多くの物事や数を一本に集めて考えること。」ということ。これから始まるであろう「行動」も「感情」もすべてを「言葉」にしてみて、総合的に考えるということであろう。
そうかといって、考えているだけでは物事は進行しない。まずは感情を豊かにすることである。ということで、昼から近所の親友ご夫妻と新年会に繰り出した。その酒の味は格別で、次第に余”計”なことを考えない酔興の域に至る。誠にこのような気分こそが、「粋」だということだ。何事も「野暮」な発想で過ごしてはいたくないものである。もちろん、地域産の真に美味い料理を惜しみなく食することも忘れてはいない。まさに新年を寿ぐにふさわしい時が流れて行く。いや、「時の流れ」そのものもどこかに忘却したような、「無為」なる境地にこそ無上の価値があるということである。
何らかの変革が見えている
この「気分」を大切にしたい
元旦から即座に行動したことに希望が反映されている。
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