てるてる坊主の心境
2011-10-15
翌日の天候が心配な時ほど憂鬱なものはない。何とか晴れてほしいと願えば願うほど、雨になったりする。古来から天候に対する願望を叶えようとする風習は、様々にあるようだ。中でも“てるてる坊主”は、誰もが体験したことある手軽でユニークな風習の一つである。幼稚園や小学校の時に、運動会や遠足、それに野球の試合の前日にはよく“てるてる坊主”を作った。ティッシュを何枚か重ねただけの簡易なものだが、それでも本気で願を掛けていた気がする。眉毛を書いてはいけないとか、瞳はどのようにした方がいいとか、たぶん生育地域や親の教えによって、様々な伝承が付随していたはずだ。
久しぶりに、明日が晴れてほしいと願う1日を過ごした。
文の京12時間リレーの当日であるからだ。ただでさえ、12時間の耐久レースは未知数な上に、雨で身体が濡れてしまったり足元がスリップすれば困難極まるという予測ができる。
チーム結成の契機となったカフェに午後になって出向き、店主夫妻と談笑。やはり自ずと、明日のリレーの話題となる。やはり、雨が激しかったりすると「心が折れないか」と心配になるという話になった。
まあ、自然の采配には逆らえない。
心の中で“てるてる坊主”を作る心境になって、まずは自分の身体を大切にと就寝。
次回のブログ更新には、その12時間が終了しているのである。
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