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「少し上」の積み重ね

2011-08-11
 自分ができるレベルの「少し上」で鍛錬するというのが、語学上達の秘訣であるといわれる。甚だ手の届かない高いレベルであっても、難なくこなせてしまう容易なレベルでも、上達の努力が削がれてしまうということらしい。そのレベル設定という時点で、自らの能力をどの程度に見積もるかという問題を含めて、自分を知るということが不可欠なのは言うまでもない。

 語学ばかりでなく、身体的なトレーニングも同様である。自分がどの程度動けるのかを見定めた上で、トレーニングレベルを設定するかが大切だ。そんなことを、この日に参加した有酸素トレーニングを行っていてふと思った。

 昨年までは筋トレ中心のプログラムに参加していた。しかし、やはりバランスよく筋肉を鍛えたら、脂肪燃焼にも取り組むべきであるとインストラクターのアドバイスをいただいた。そこで始めたのが30分のショートクラス。レッスン中の基本的な動きを丁寧に指導してくれるクラスである。ここでの鍛錬を重ねるうちに、次第に心肺機能も高まってきた気がする。30分で苦しかったトレーニングが、今や60分のクラスで自信を持ってこなせるレベルになってきた。

 そこで、「少し上」を見据えるにはどうしたらいいか考えた。

 それは一つ一つの動作に手を抜かない事である。そう心得ると動きにキレが出てくる。ただ動くのではなく、動作を“キメる”。換言すれば見た目に美しく動こうとするのである。すると、やはり運動強度が上がったようだ。またランニング動作になった時には、足をお尻に着くまで上げ切る。更には、他の方が給水しているタイミングでも心拍数を落とさないよう動き続ける、といった取り組み方を心得るだけで、かなり有効な「少し上」のトレーニングができるようになった。

 そのように自分を追い込んでいることが、次第に心地よくなってきた。この日は、60分を爽快に駆け抜けたような印象である。昨年9月に始めた時点からすれば「かなり上」まで昇って来た感がある。


 いつも「少し上」を見定めて自分を追い込む。すると時間の経過とともに、かなりの高みまで昇って来ていることが自覚される。最初から高みは目指せない。日々の「少し上」こそ大切なのである。

 怠ければ衰えてしまうのも身体。脳の働きも同様のはずだ。

 「少し上」を積み重ね続ける。それこそ偉大な業績を残してきた人々の生き様そのものであるはずだ。
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