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心の栄養補給

2011-08-08
 落語イベントを終えてみて、一夜明けるとやはり精神的な疲労が大きかった。もちろん打ち上げでの酒の影響。夜中に暑くて窓を開放した影響なども作用しているとは思うのだが。筋肉痛ではない精神的な集中後の疲労感を癒す1日となった。

 昨日のことを振り返れば、やはり「虚無」な状態がわずかな時間でも訪れたような感覚である。そこに至る集中力を作り出すのには、様々な精神的作用が必要であったのだろう。一時的なる「虚」なる心身から「実」へと戻るには、やはり休養が必要であったようだ。

 大好きな野球中継を観て過ごした1日。やはり好きなものが一番自分自身の元気を回復させてくれる。


 そして夜はNHKBSプレミアムで「空海・至宝と人生」を観た。不動明王はなぜ怒りの表情をしているのか?それは「人の心」には必ず耐え難い怒りがあるからだという。そして、その「怒り」の中に優しさが潜む。「慈悲の菩薩・怒りの不動」があってこそ無限な曼荼羅としての「宇宙」が形成されるという。

 「人を救うのは人の心、仏は人の心の中にあるのだ」

 そんな空海のことばにまた癒された。



 時に心の栄養補給が必要ゆえ、完全休養日は貴重であった。
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