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カフェで過ごした午後

2011-03-07
6日(日)前日の酒がやや影響し、ゆっくり朝寝を楽しんだ。9時過ぎには再配達を申請していたライブチケットが、配達記録で届けられる。起きるならこのタイミングであったが、布団の温かさの誘惑には勝てず、更に身体を休める時間が続く。夢うつつで過ごす時間というのも悪いものではない。

 午後は昼食時間帯を過ぎたあたりで馴染みのカフェへ。なぜなら人気沸騰のこのカフェ、昼食時にはほぼ満席となって、ゆったりすることが憚られるからだ。やはりこの日も予想は的中で、平日並みに混んでいたという。

 先週から新しいメニューを追加したと店の奥さん。和風なパスタが所望する声があったということに応じて、「タラコと小エビのクリームソース」が追加された。迷わず新メニューを注文。タラコの味がクリームソースとの相性も良く、小エビの歯応えもよろしい。次第にメニューが進化するというのも、この開業1年目のカフェに来る楽しみである。

 昼時を過ぎたとはいえ、お客さんは入れ代わり立ち代わり。子どもに絵本を読み聞かせる母親。PCを持ち込み専心する青年。近所に住むと思しき老夫婦等々。午後カフェの点描は、様々な情景に変化していく。そんな中、カウンターの指定席で新聞を読みながら、しばしの昼食。時たま店主夫妻の手が空くと、映画や世相などの四方山話。ゆったりとした日曜の時間が流れゆく。

 しばらくして新書の読書に移行。手作りのチョコチップクッキーの注文追加。コーヒーとの相性よろしく、たまにしか食さない甘味が脳に栄養を運ぶかのようだ。読書のペースも自ずから上昇。時間を忘れる午後を過ごした。

 帰り際に展示してある絵本の話題を店主夫妻に。先日、ある出版社の絵本担当の方々が、貸し切りパーティーを開いたという。大人が楽しむ絵本をコンセプトに、展示してあることが、出版社の方々の目に留まったのだという。カフェという場の、様々な社交的可能性を感じさせた。



 カフェで過ごした日曜日の午後。新たな想いを涵養し、明日への活力が湧いてくる。
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