隣国は停戦中だった
2010-11-25
24日(水)北朝鮮による韓国への砲撃というニュースに衝撃が走った。韓国哨戒艦沈没事件、権力の3代継承、核関連施設の公開の問題など、何かと動きを見せていた昨今。このタイミングで、こうした軍事行動に出るのはどういうことか?それにしても改めて隣国の半島は、「停戦中」だったことを思い知らされる。今回の砲撃で、韓国軍兵士2名と民間人2名の死亡が確認された。軍事行動による死者は朝鮮戦争以来だと聞く。犠牲者の方々への哀悼の意を表すと共に、戦争の醜さに憤りを覚える。しかも南北に分断された同じ民族間で、なぜこのような行為が行われてしまうのだろうか。両国ならずとも東アジア全体の平和を憂う。
TVで朝鮮半島事情に詳しい方が語っていたが、北朝鮮は我々とは全く別個な価値観を持った人々が政治を行っている国だという。その予想も出来ない価値観が実に危険であるように思う。国際社会で孤立することも辞さず、自国の利益のためには手段を選ばない構えがあると言うことだろう。
今後の情勢には常に注視をしていかねばならないが、身近な隣国で「戦争」の二文字の臭いがするというのは、何とも悲しいことだ。
3代目への権力継承が、国を開く契機になることのみを願うのだが。
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