日常の積み重ね
2010-08-17
16日(月)半年や1年ごとに行うはずの歯科検査を2年近く怠っていた。まあ大丈夫だろうという気持ちと、痛みなどの支障がないことで、たった1時間程度で済むことを怠っていた。約4年前からかかりつけになった歯科医は、日常から歯の手入れの大切さを説きつつ、検査に行くと大抵は根こそぎ歯垢を除去し、すっきりした歯にしてくれる。除去している最中は、軽い抵抗感も伴い出血なども見られるが、その掃除の効果は絶大だ。今回も特に治療すべき歯は見つからなかった。しかし、歯茎に対するブラッシングをしていないことや、磨きが足りない箇所を見抜かれた。自分の歯という身体の一部を見ただけで、2年間の日常が見透かされる。何とも医師というのは、偉大な職業であると改めて思った。冷静に考えてみれば当然のことかもしれないが、日常の積み重ねが、歯のあり方に反映される。歯茎は何かが付着すると言うより、刺激を与えることで鍛えられ、歯を支える重要な土台となる。何事も礎石となる部分を大事にしなければ、その上にあるものが健在であることは覚束ない。歯茎のブラッシングを日常化しなければならないというのが、この日の誓いである。
帰宅して鏡に映す自身の歯は、実に白くすっきりしている。掃除魔とも言えるような徹底した歯垢除去を行ってくれる歯科医のお陰だ。そして改めて日常の生活習慣を見直す。
生活習慣といえば、海外渡航とお盆休みでジムに2週間ほど行っていなかった。この日の夜には、久しぶりのスタジオトレーニング。ジム自体は、先週の金曜日から3日間休業だったので、会員諸氏は3日ぶり、小生は2週間ぶりのトレーニングだ。バーベルのウエイトは、やや軽めに設定し初心者の頃を思わせる程度で。それでも各部のトレーニングが、かなりきつく感じられる。特に筋肉が大きいせいか足のトレーニングは、甚だきつかった。
旅行中にもかなりの距離を歩いているし、足には自信がある。しかし、足の筋肉の衰えが一番顕著であるという気がした。それをもし長い期間怠ったら、やはり人間は足から衰えるというのが理解できる。歩くことも少ない日常に、やはり筋トレにおいて全身を鍛えることの意味を改めて見出した気がした。
日常の積み重ね
それが身体に結果として現れる
心の方も日常の積み重ねが大切なのは自明だ
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