旅行準備という楽しみ
2010-08-03
2日(月)朝から旅行の準備に本腰。荷造りをどのようにするかは、鞄の選定から始まって、服の選択に洗面具の整備と、既に恒例の流れがある。ここのところ鞄の選定にこだわりが強いのは、旅の際にいかに機能的に使いこなせるかという気持ちが強いからだ。効率よく収納されて使い勝手が良い鞄とは、それは旅行の度ごとに更新される感覚でもある。行き先での現実を想像し、この日はこんな服を着ようとか、この場面ではサングラスが必須であるとか、虫さされの可能性もあるから薬を用意しておこうとか、何しろ想像力が必要だ。その想像力が旺盛であればあるほど、準備したものが心地よく機能するというもの。このように考えると、旅行は既に出発前から始まっていることになる。
最近は、大変コンパクトに必要な用品をまとめることができるようになった。今回の旅行は、父も同行するので、その荷物の具合を確かめようと、夕方から実家に行った。すると、やはり想像通り、予想していたより大量の荷物を準備していた。しばらくの間、「荷物はたいしたない」などと豪語していたが、いざ準備するとこの様子である。それは、父自身だけではなく、母が準備に大きく関わっているのが原因のようだ。
ともかく、やや心配性な母は、1泊の温泉旅行でも1週間分かと思うような荷造りをする。たぶん持って行った荷物の半分は使わずに持ち帰ってくるのが通例のようだ。ただ、育てられるということは恐ろしいもので、その癖が幼少時からの小生の旅行準備にも反映していた。ついつい荷物が多くなってしまっていたのだ。それが最近は、自身の想像力の逞しさと、旅に慣れたことも相俟って、コンパクトな荷造りをできるようになり、持っていこうとした用品を、どんどん削減できるようになってきた。
何とか父と共有するスーツケースに荷物が収納された。夜には自己の手荷物鞄なども整備され、通常より早い荷物の仕上がりだ。時差を解消する為にも、前日は徹夜で荷物準備にあたるという「慣例」を犯し、この日は前日の夜に荷造りは完了した。
どんな旅になるのだろうか?
想像との摺り合わせを楽しむ日々が来る
日本で生活する「今」を様々な角度から考えてきたい
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