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「アリス」チケットが取り持つ旧交

2010-02-26

25日(木)今週の月曜日になって友人から電話があり、次週28日に開催の東京ドーム・「アリス」ライブのチケットが知人に依頼していたら重複して取れたという。しかもアリーナ席。こちらは主催者先行予約で早々に確保しておいたのだが、アリーナ前席を予想していたら、2階席が送られてきて疑問と不満を感じていた。それを友人に話しておいたので、このような電話をもらうことにもなった。

  友人が譲るというアリーナ席は2枚。そして一人で興じようと思っていた席が1枚。結局自分の分を含めて3枚のチケットを手元におくことになった。言い換えると、一緒にライブを観てくれる人と1人でも興じてくれる人の2種類の人を探さねばならない結果となった。さてどうしよう?

  まず思いついたのが、高校時代の部活顧問の先生。いつも学校に通勤してくる最新型スポーツタイプの車で、アリスの音楽を掛けていたことを思い出していたからだ。しかもアリスの3人が60歳になったというのだが、その同年代。卒業後も、時ある毎に温かい関係を保っていたので、久しぶりに会ってみたかったこともある。早速、母校に電話すると授業と会議で手が離せないというので、こちらの携帯番号を伝言していただいた。夜になって先生から電話をもらったが、日曜日は校務があってライブには行けないという。しかし、久しぶりに電話で話せたことで、近況も報告でき、また部活が高校総体に出場したことも知った。そして先生があと2年で定年であるということもわかり、部活顧問としてのあと2年間は、同級生たちと部活の支援をしようかなどと、思いを馳せる結果となった。

  だが未だ席は埋まらない。

  次は大学の後輩に電話、すると日曜日にはテニスがあるという。しかし過去に、アリスの解散ライブ(後楽園球場・1981年)を観て感激し、その後アリスを聴いていたという。なので、テニス仲間とスケジュール調整を図るので少し待ってくれということに。しばらくして電話があり、どうやら「テニス」より「アリス」を取ったらしい。まずはアリーナ席2枚の人員は決まった。

  残るは2階席1枚。これは音楽が純粋に好きな人でなければと思い検索開始。まずは、職場の同僚でいつもライブ通いをしている男に声を掛けてみた。すると洋楽のライブにしか行かないとかいう冷めた答え。おまけに「早く誰か見つけないともったいないね」とか付け加えられた。だからお前に声を掛けているんだろうが、と思ったが、やはり単なる職場の同僚でしかない関係に腹を立ててもどうしようもない。アリーナ席を確保した友人に言わせれば、チケットショップか当日の会場前で何とか売れないかとも言うが、「チケットぴあ」で確保した券面には自分の名前がプリントされていることも気になり、金が戻ることよりもアリスのライブを興じる人にこの席に座ってもらいたいという気持ちが増幅した。

  そこで、ギターを演奏し曲を書いて、ライブや路上を繰り返しているバンド仲間にメール。即座に「すっごく行きたい!」という返信。しかし「金がないので断念します」という言葉も付加されていた。しかし、数分後には「やはり一生後悔するので行きます!」と返信。これだけの情熱を音楽に持った男にこのライブを見せずにはいられない。そこで「金は出世払い(笑)アリスから何かをつかんで欲しい」と返信し、チケットを進呈することにした。もはや金の問題ではない。ライブはその名のごとく何かが生きているのだ。音楽という「生命」がそこにあるということを、このギター好きの仲間に教わった。

  チケットを追加で確保してくれた友人とも付き合いは長いが、それによって3人の人と旧交が温められた。それがあることによって、また日曜日のライブへの気持ちが急速に高まった。昨秋の武道館で久しぶりに復活したアリスを観て、精神的に大きく助けられたことは、小欄にも記してある。ここで改めて1981年以来というアリスの後楽園球場(=東京ドーム)ライブ。球場施設は変遷したが、アリスと我々ファンがそこにいるのは同じ。それにしても、またまた「アラ還」世代が会場を席巻することになるのか。

  ちなみに、私自身はアリス世代からすると若手というか子供同然の世代。などと言い訳めいたことをいいつつ、アリスを基軸に自身の人間関係を振り返り、人生の定点観測をしたような気分になった。
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