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聞き上手は話し上手

2010-02-13

12日(金)まず最初にこの日のTwitterの一節を引用。最初の「ユダヤの諺」に対してのRTは、先日伺ったワインバーの店主。そしてさらなるRTを自分がしたというわけ。

RT至言!私は職業柄常に自戒すべきとRT @(   ) 私は日々倍以上聞いていると思う。RT @(   ) ユダヤの諺:「人には口が一つなのに、耳は二つあるのは何故だろうか。それは自分が話す倍だけ他人の話を聞かなければならないからだ」

 人の話を聞くことと自分が話すことは、日々どういう比率で行っているか?どうやら「ユダヤの諺」に拠れば、2:1という比率で行うべきと言うことらしい。2倍人の話を聞き、その半分で明快に説明する。これぞ「話し上手」ということになるのではないだろうか。

 かねてから妻に、「あなたは人の話を遮って話してしまう」ということを随所に指摘されていた。確かに、そう言われてみると、思い当たる場面が多く、その都度、反省の念を持っていた。どうやら、人に説明することが多いという職業柄、このような行動に陥っていたのだと、自らを恥じる。「説明」を例に取ってみても、やはり一方的になっては、相手も理解しないはずだ。次第に、仕事においては、相手の悩みや考えていることを十分に聞くことを意識したので、むしろ相手側が話す時間が多くなったと意識できるようになった。

 利己的になればなるほど、自分の話を聞いて欲しいという思いは強くなる。しかし、それでは他人が自分の考えをどのように考えるかなども分からず、結局は自己の為にもならない状況に陥ってしまうのではないだろうか。

 この日の夕食は、いつもの中華屋。金曜日ということもあり、既に地下の宴会場からは酒に酔った声が聞こえる。1階の座席の奥にも、8人分の席を4人で占拠したサラリーマン風の中年男が4人。そちらを向いて着席したくはなかったが、4人のうちの2人のコートが、自分が座ろうとする椅子の上まではみ出ている。座席の構成上、やむなく、この中年サラリーマンを真っ向に見る形での食事となってしまった。酒に酔うのは、勿論構わない。しかし、小欄にネタとして書くだけの状況が、食事の最中、常に継続していたのだ。

 それは、4人のサラリーマンのうち、1人がほぼ8割9割話し続けているということ。白髪の長髪を後ろで束ねたマイク真木もどきの男は、年齢も上なのだろうが、ともかく、こちらから見ていても耐え難い調子で喋り続けるのだ。「ユダヤの諺」で言えば、口が4つある男のようだ。しかも、内容がバブル期の会社事情の話。名刺で酒が飲めたと豪語し、大金の領収書を飲食店で要求して宴会三昧であったことや、タクシーは乗り放題であったとか。いかにバブルが虚栄であり、その崩壊が自明のことであったかが、この男の経験からも十分に覗える。その虚栄の権化たる態度であるということに、未だに気がつかないでいる。無関係な他人が見るだけでも、気分を害してしまう。

 
 食事後は、ジムへ。ひたすら自身の身体の声を聞こうとして、筋トレに励む。心の耳を澄ますことも、何より肝要であろう。そうすれば自ずと、人の話は2倍聞けるようになるかもしれない。

 聞き上手は話し上手。改めてこのことを胸に刻み、コミュニケーションとは何かということを、十分に考えていきたいと思う。
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