2月をどう過ごすか?
2010-02-02
1日(月)今年も12分の1が過ぎ去った。などとこの日のTwitter上でもよく目にした表現だ。新しい年になって決意も新たという場合は多いが、「新しい月に」と思うことは少ない。毎年、3月までの3ヶ月間は大変早く過ぎ去る印象があるので、今年は1カ月ごとに噛み締めて進んでいこうと思う。なので「今月は」と2月も大事にしたい。
世間では、いよいよ入試時季が本番を迎えた。各私立大学もそうだが、この日は都内の私立中学校で入試が解禁。朝から塾名のロゴの入った鞄をしょった受験生が、親とともに受験会場に向かう姿が多数見られた。電車などでそんな光景を見ると、どうも本人より親の気持ちが強いように見えてくる。もちろん全ての受験生がそうだとは思わないが、中学受験に関しては、「親子共々が受験である」というのが通例のようだ。
朝刊には『キャッチャー・イン・ザ・ライ』(『ライ麦畑でつかまえて』)の「サリンジャー氏を悼む」という東大教授・柴田元幸氏の記事。「多感な少年の饒舌な語り口を通し、大人の社会の画一性・閉塞性を糾弾する書として膨大な数の読者を得た。」とこの作品は評価されている。しかし現代の子供たちは、「親も学校も物分かりがよく」その上に、「空気を読むことを倫理的義務と心得」て生きるので「純粋な自分」という「物語に酔うのは相当困難」ではと論ずる。正当なる反抗ができなくなった子供たち。これが今後の日本社会を、ボディブロウのように弱らせていくような気がしてならない。
午後はTwitterに目をやると、知り合いのつぶやきにより「貴乃花親方理事当選」の速報。こうしてリアルタイムでニュースを知るという利点を体験。その上で、それぞれの仕事分野での社会のあり方をつぶやきで風刺したりでそれなりに充実した時間になる。Iphoneの効果抜群!
夕方から降りだした風を伴う雨は、次第に雪に。天気予報ではかなりの積雪を見込んでいると言うが果たしていかに?めげずに予定通りジムへ。新しい月には、新しいことを一つ始めようと思い、スタジオエクササイズの「ボディステップ」に参加。踏み台を前に、様々なステップを踏んでいく45分間の有酸素運動。途中でステップが複雑化するとついていけない場面もあったが、なかなか楽しくたくさんの空気が体内に取り込めた。これで、更なる脂肪撃退を目指す。それにしても、慣れた面々はテンポの良い動きを連発。いつもサウナで見かけていた方が、ただのおっさんかと思いきや、スタジオで豹変!人は見掛けで判断してはならないのだった・・・。
2月も好調な滑り出し。次なるテーマを模索しこのブログも進む。
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