サイは投げられた
2009-12-15
14日(月)出勤すると職場の朝会で、「今晩の忘年会では、明日の業務に支障のないように」と長たる人物の発言。それは、忘年会中の酒の席における洒落に近い発言ではないかと感覚を疑う。仕事を始めるにあたり聞く発言ではない。その忘年会には、最終の社内巡回を買って出て欠席。いや欠席だから社内巡回に自ずとなったとも言える。珍しく社内に残ることに抵抗がなかった。建物が嫌いなわけではない、人間存在に嫌悪が強いのだ。その証拠に、社内巡回ではいくつかの部所の前で過去の顧客の顔を思い浮かべながら思い出に浸った。帰宅すると大学の先輩からメール。今の状況を案じる内容だ。正直に言うと、あまりメールに慣れていないのか、過去に送信したメール内容に対して分割して返事が来る。「自分の持ち味を生かして」という内容に対しては、その通りで、今まさにその方向に進んでいるのだと認識する。
食後に珍しくTV番組を観ていた。ジムの予定が、あまりに寒くて外へ出る気がしなかったからだ。その番組の中に出てきた昭和の歌謡曲に「サイは投げられた」という歌詞の一節があった。今まさにそれだ。サイの目がどう出るかはわからない。しかし前に進みながら考えるしかない。人生ゲームのような一幕が、現実の人生にもある。人生の開化期なのであるから混沌としないはずはない。サイは投げられたのだ。
自宅の湯船につかりニュースを観てから就寝。次第に寒さも増す一週間だと天気予報が告げる。
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