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喩えようのない解放感

2009-12-12
11日(金)自宅やその他で仕事をすべき日。しかし、昨日からの解放感でついついゆっくり休養をとるように過ごした。「仕事をすべき」というのも、自身の信念あってのこと。要するに自身が納得する過ごし方をすればいい日なのだ。昨日のボディパンプで頑張り過ぎたためか、身体中の筋肉が万遍なく痛みを訴える。これもあらゆる筋肉がトレーニングの対象になっている証拠。外見の変化を含め、筋肉トレーニングは脂肪を減らすということも実感。冬であるのに脂肪が増加してくることもない。

 夕食には、「ほうとう」を煮込んだ。好みの野菜ときのこを具材に、もちろん厚揚げに薄揚げを入れた。昨日のうちに野菜類は買い込んでおいたので、降りしきる雨の中、豆腐屋に足を運ぶだけで済んだ。やはり冬は、こうした煮込み系の食物が美味い!味噌による味付けも絶妙に決まった。

 夕刊の一面に、「米留学、尻込み  草食系?10年で1万人減」の見出し。そういえば米国留学中の妻も、日本人留学生が少ないと言っていた。確かに今夏、自身が米国大学を訪れたときも、日本人にはあまり会わなかった。新聞は、その理由として、「国際化が進み留学先の国が多様化したこと」を第一に挙げるものの、見出しの「草食系?」にあるように「気質の変化」が大きいとしている。米国を避ける学生の中には、「競争が激しい」「ゆっくりリラックスして学びたい」「早口の英語についていく自信がない」などの理由があるという。挙句の果てに、「日本語で留学先の大学と連絡は取れますか」とか「日本人スタッフはいますか」という問い合わせも多いという。このように外の世界に積極的に飛び出していかない学生が日本には増えているのだ。国際競争力や学力水準の低下などとも連動して考えると、こうした意欲のなさは日本社会の大きな問題ではないだろうか。新聞記事でも最後に、「日米関係を考えるとき、20、30年後の長い目で見たときのダメージが心配です」という日米教育委員会事務局長のコメントを載せていた。

決まりきった世界から解放されれば、自ずと意欲は増す。しかし、飛び出していく勇気さえ失っていては、島国日本は将来的にどうなるのだろうか。やはり肉食系で逞しく生きようとする部分を失ってはいけない気がする。草食系か肉食系かという二者択一ではないということも肝に銘じ、融合して利点を生かすことも考えるべきであろう。日本とは元来、異文化との融合により高度な文化を成長させてきた国であるがゆえに。
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