前向きな敢行と肉食系への道
2009-12-11
10日(木)朝から年末の雰囲気を感じながら通勤。仕事の担当箇所でも大詰めの内容であり、いやが上にも尽日のように時が迫り来ていることを実感する。担当箇所の内容を終えて、すぐに動き出す。かねてから申請しようとしていた内容を告げるためだ。その動きを始めたところで、廊下で当事者に遭遇。またどこか社内をうろついているのかと、タイミングの悪さを改めて感じるが、この日は心が萎えることもない。この1週間ぐらい、管理職の動向に終始目を光らせているが、あれだけ打ちあわせなどに時間を費やして、社の方針があの程度なのかと、またまた呆れる要素も増大する。その後、どうやら当事者は自己の部屋に戻ったようだ。それからというもの、不思議なぐらいに滑らかに部屋を訪れ、不思議なぐらい思い通りに、自己の申請したい内容を告げた。向こうの態度は、以前と打って変わってこちらへの信頼を寄せるような内容。これだけ態度を豹変できるというのは、こうした旧態依然とした社会の中で生きるための術なのであろう。当時者側からの回答は数日後という。まあ、自身で決めたことを貫き通すだけだ。
ようやく喉に詰まっていたものが除去された感覚。やや時間はかかったが、これまでに精神に蓄積された険悪な思いを、様々に整理する必要があった。不思議と申請を終えた後は微塵の後悔もなし。やはり自身が整理して熟考してきたことが正しかったのだと確かめられた。職場で、すぐに自己のパソコンを起動して米国にいる妻に報告メール。
帰宅してすぐにジムへ。先週は忘年会のため空いたが、今日はボディパンプのレッスンの日だ。精神的な解放を伴った身体は異様に高揚し、ジムへ行くエレベーターの行き先ボタンの逆を押してしまっていたり。あまり調子に乗り過ぎるのはいけないと自戒する。ボディパンプは心地よく実行。そのレッスンの最中に、異常に焼肉が食べたくなってきてしまった。どうしたことだろう。筋肉を刺激することもあってか、気持を前に押し出した日だからなのか?いずれにしてもレッスンの後半は、焼肉を目指してバーベルを上げた。
ジムを終えて、いつもの寿司屋の近くにある焼肉店へ。先日、寿司屋のカウンターで話した老婦人が、「最高に美味しい」と語っていたのを思い出した。人気店らしくいつも予約でいっぱい。店の前にいくと1人の店員が外に出て客を見送った。これはチャンスかと思って声を掛けると「あなたは幸運ですね」とカウンターに案内された。上カルビに上ロースを注文するが、上カルビは売り切れなので並に変更。あとはトマトサラダにオイキムチ。婦人が話していた通り、並のカルビでも上質の肉で美味。久しぶりに網の上で焼けていく肉を思う存分賞味した。酒は生ビールの後にマッコリのミニボトル。1人での豪華な祝勝会となった。最初に案内してくれたおじさんが何度も声を掛けてくれる。カウンターの中のおにいさんも、マッコリの注文にアドバイスをくれた。またまた常連客となりそうな店に出会ってしまった。
食生活からすると、ここのところ菜食主義だ。タンパク質も豆腐か魚が多かった。いつしか草食系になっていたのかもしれない。しかし、前向きに物事を考えて、実行に移すには肉食系の強引さも必要な場合がある。経済危機などの際も、アメリカ人が楽観的だったのは、肉食系の前向きさがあってのことか。世界でも屈指の長寿国であるゆえの、和食という利点を活かしつつも、時折、肉食系という食事パターンが必要なのかもしれない。
今夜もほろ酔い加減。バンド仲間にメールをして、久しぶりに年末にリハをやろうということになった。これまた今から楽しみ!その後、弟妹にも本日の報告メールをして就寝。
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