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寒さに強い身体ー筋肉を鍛える生活習慣トレーニング

2023-01-31
朝のコアトレ・ウォーキング
昼は職場での階段登り
夜は風呂前の自宅筋トレ

感染拡大3年目の春も近い。この間の大きな生活の変化として、トレーニングジムを辞めたことがあげられる。人生を振り返れば、大学卒業頃からジムの会員になっており、初任勤務校では運動部のためのジムやプールが整っていたので、常にトレーニングを継続することができていた。そのおかげで体重はほぼ学生時代と変わらず、歩行する力などは同年齢の人からするとかなりのものだと自負できる。だがこの丸3年間は、さすがにジム会員を辞めた。肝心なのはこうして途切れた時に、どのように対応するかであろう。「自宅」という「生活の場」でいかにトレーニングを続けるかが問われた3年間でもあった。小欄を執筆後は朝のトレーニング、大学での昼食後は構内の階段登り、そして夕食後に風呂の掃除をしつつできる範囲の筋トレをすることが習慣となった。市内のジムまで通っていた際は片道を車で30分、計1時間を要する。音楽を様々に聴けるという利点のみで、プライベートの時間に制約を受けていた印象もあった。

今年のような寒い冬であると、筋肉の多寡でその感じ方が異なると思う。かつて有酸素運動を優位にしていた頃は、(体脂肪が12%前後であったか)寒さが身に沁みた。だが現在は下半身をはじめ筋肉を保っているので、それほど寒さが応えることはない。1日1万歩の歩行量は、基礎代謝も上げてくれて身体の活性化に有効だ。そしてまた年齢とともに、あまりに過剰な激しい運動を控えたのも得策だと思っている。様々な健康記事を読むと、過剰な運動も身体に悪影響を与えるのだと云う。BMI(肥満率)も少なければ少ないほど良いわけではなく、「標準体重」よりやや多いあたり(25前後)が「死亡率」が少ないのだと云う。(ちなみに僕は現在「22」)要は適度な栄養を身体に蓄えつつ、常に筋肉を活性化し心肺も含め動き続けることが肝要なのだろう。最近は、中年層の癌の報告などもよく耳にする。トレーニングを特別なことと考えず、まずは日常生活の中に浸透させることが大切だろう。この3年間も身体を維持できたのは、こんな心得があってのことである。

こだわり過ぎず日々できることを積み上げる
自宅で風呂掃除などやるべきこととともに朝・夜の時間に組み入れる
Web上に様々なトレーニングメニューの手ほどきもある


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免疫力と予防習慣ー流行性感冒100年の歴史の中で

2023-01-11
インフルエンザと同時流行
やはりいずれも侮れない感冒
されど人と人との接触が持てない損失も考えて

3年前の今頃、僕たちは世界がこんな状況になるとはまだ思ってもいなかった。だが「20XX」の下二桁が「20台」になっただけで、世界は一変してしまった。スペイン風邪(インフルエンザ)の流行が1918年(大正7)から1919年で、第一次世界大戦の最中でもありそれから約100年後に顕れた肺炎を引き起こす「世界感冒」といえる。100年前の日本での死者は15万人、世界では第一次世界大戦の死者を上回る2500万人が死亡したと推定されている。時に戦況が不利にならぬように、罹患者数を誤魔化したという話も有名であり、当時からすると100年で医療も情報公開も大いに進んだことがわかる。人生100年といわれる時代だが、人間が作った暦の100年単位で生存を脅かすウイルスが跳梁跋扈するのも何かの周期が作用しているのであろうか?

などと歴史的視野で考えると、僕らは既に「インフルエンザ100年」の歴史の中を生きて来たのだ。以前から毎年のようにこの時期になると学校でも罹患者が後を絶たず、「学級閉鎖」などを担任教員として経験したこともある。担任個人として加湿装置を教室に置いたり、極力換気をさせるなど努めたこともある。授業を終えての手洗い習慣、食事マナーの節度、顔周辺を手で触らない、など既に以前から予防習慣として実行していたことも少なくない。されど「清潔」ばかりを求めると神経がすり減るので、「ウイルスは0(ゼロ)にはならない」と考えることも大切だ。そこで僕たちにできることは、免疫力を高めることだろう。こちらもこの10年間近い宮崎生活で、僕自身が気をつけて来たことである。栄養・運動・休養の過不足ないバランスを生活の中で保つことだ。誰しもが願わくば「コロナが消える」ことを願うのだろうが、歴史は明らかにそうはならないことを語っている。人間そのものもビフィズス菌などによって健康を保っているように、極端な純潔主義を排し耐性ある身体と習慣を今一度考えるべき時である。

入学時にコロナが始まった学生らが3年生に
コロナ以前の様々な習慣などが失われているという声も
僕たちはこの歴史の中をどう生き抜いていくか?が問われている。


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授業とごはんのエネルギー

2022-10-20
朝から昼休みを挟んで3コマ連続
昼食はお茶菓子と蜜柑と栄養補助飲料
夕飯は十分な栄養補給

大学学部時代によく話題にしたことで、「睡眠」か「食事」かのどちらが不可欠であるか?という問いがあった。僕は迷うことなく「食事が不可欠」と答えていた。卒論の清書をしていた際に、ほぼ3日3晩寝なかったことがあったが、それでも音楽で身体を覚醒し持続することができた。だが「栄養」が身体に入らないと、活力が湧いてこない。大学祭で徹夜に及ぶ作業をしていた時も、馴染みの中華屋でたんまりと好物を食べていた記憶がある。ともかく自動車同様に「ガソリン」ならぬ「食事」の栄養がないと、自らの身体車両は前に進まない。風邪をひきそうな体調を察知しても、まずは大学至近の馴染みの中華屋で麻婆豆腐を食べれば治るというのが常であった。元来、父母がそうした主義で「美味しいものを食べる医者いらず」という主義が家族の間で貫かれていた。夜なべ仕事をする前の父の食事をみて、子どもの視線から「こんなに食べるのか!」と思ったこともあった。母の美味しい食事は、家族を支えていたということだろう。

昨日は、明らかな「ガス欠」を自覚した。朝から2コマ連続で非常勤講師、昼休みに本務校に移動して持参したお茶菓子と蜜柑、さらには妻がお勧めの栄養補助飲料を飲んだ。そのお陰でさらに午後1コマ目にある130名対象の講義を、元気に実施することができた。学部1年生がほぼ全員履修しており、オムニバス(複数担当者科目)として伝えたいことは伝えたいという思い入れが強い。全15回のうち3回のみの担当は、いささか付き合う時間が少な過ぎる印象だ。そのため凝縮して、訴える力を注ぐ必要がある。講義はテンションが高いままに、終えることができた。しかし、研究室に帰ると急に疲労感が出てきて動き難くなってしまった。この時に学食にパンでも買いに行けばよかったのだが。やはり「食事」こそが、僕の「ガソリン」であったのだ。夕飯は仕事で大きなミッションを抱えている妻と、近所のお店に出向く。野菜とタンパク質を中心に存分な栄養補給、シメの釜飯の味が身に沁みる秋の夜であった。

食事が身体を動かす
活力と健康のためにも
もちろん睡眠も大切にすべき年齢と心得ている。


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立ち止まり深呼吸を

2022-08-25
走るのをやめられない
焦らず立ち止まり深呼吸をしてみよう
ガチガチの身体では先に進まない

もうそろそろ小中学校は、夏休みを終える。学校図書館司書教諭講習に参加していた方々が、折に触れて「始まる」ということを口にしていた。片やお盆前まで採点・評価に追われ、今もなお確認が続く大学業務は一向に「夏休み」になったという感覚が個人的にまったくしていない。お盆休みは親友が宮崎を訪ねてくれたので、もちろん「夏休み」として徹した感はある。だがその後1日をおいて4日間連続(土日を挟むが)、朝から夕刻まで講習があった今年の日程のせいでもある。世間一般の人からすると「夏休みが長くていいですね」とよく言われるのだが、これは中高教員をしていた頃からそうだ。中には皮肉たっぷりに給油に行くたびにそう言うガソリンスタンドの店主がいて、その都度に「部活はある。講習はある。」と言い返していた記憶はある。確かに昭和の時代は、「夏休み」を丸々を旅行している「先生」などもいない訳ではなかった。新学期の9月の授業はほとんどが「旅行の土産話」という同僚がいることを生徒から聞かされたこともある。それも隔世の感があり、今や小中高大とどの学校種でも「夏休み」に余裕さえない過酷な労働条件になっているのが現状である。それを今も、世間は知らない。

先週来、身体がややガチガチでほぐすことを大事にしている。先ほども小欄を書こうとPCに向かうとやや朦朧としてしまい、スマートウォッチが察知したのか1分間の深呼吸をしたらよいと提案された。考えることも様々あって、特に短歌に向き合う脳の部分が疲弊している感覚がある。それでも宮崎大学短歌会の歌会の題詠に向けて歌をまさに「ひねり出し」、歌会で得票をもらい学生に批評されることで「息継ぎ」ができたような感覚にもなる。ストレッチなどをしていても、思わず「呼吸」を忘れている時がある。身体が柔らかく反応するには、「呼吸」が不可欠である。寝る前に「深い呼吸」をするだけで、安眠度が違うと聞いたこともある。今月はあまりにも走り続け過ぎたとも思う。今こそあらゆる面で「深呼吸」が必要な時なのだろう。身体が柔軟さを失えば、必ず痛みが出る。「痛み」というのは「痛む箇所」に原因はないと東京で懇意にしていたスポーツトレーナーから聞いたことがある。既に猛暑を超えて、空気は秋になり始めた。立ち止まり深呼吸をして、心身をほぐす時間が必要かもしれない。

新鮮な空気を身体に取り込むこと
「せねばならない」と思い過ぎないこと
立ち止まるのを恐れずに時にゆっくり歩いてみる。


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就寝時間帯と起床後の1時間

2022-08-09
睡眠こそは疲労回復と明日への希望
よりよい目覚めのために何を飲もうか?
脳を休め脳内を整理してくれる時間として・・・

小欄を書き始めた動機として、朝起きた時に脳内にあることを書き留めておくという点がある。確か脳科学者の茂木健一郎氏が、「人間は睡眠中に記憶が整理され、必要と判断されたものが朝に残っている」というような趣旨のことを述べた記事を読んだからだ。毎朝、原則として起床した直後から小欄を書くことが習慣となっている。「寝起き」という意味では、あまり「雑念」もなく「虚無」な状態で書き連ねられるのではないか、と考えてブログタイトルも空海の言葉から名付けたわけである。さらにはその「虚無」の中から「実(生活)」に生きた内容に「帰る」ものがあることを理想と考えている。平安時代に唐の国に渡った空海は、驚くほどの短期間で密教の教義を修得し日本へと持ち帰った。何事も「集中」した時間の連続が、大きな成果にもなる。目覚めた脳を起こし、脳の作業台の上を整理する。その作用を伴いながら、「昨日を生きた証」として書き記す。さらには「書きたいこと」を短時間で文章化する、仕事上のトレーニングにもなっているのだ。

先週末からのオンライン研究学会に参加していささか疲れたので、一昨日の夜は9時過ぎには寝床に入り、10時には寝るようにした。これも睡眠の身体性を述べた記事に影響されているのだが、「10時から2時の時間帯」こそが「成長ホルモン」が分泌されるゴールデンタイムだと云う。疲労の回復も明日への活力も、この時間帯に寝ていることが理想のようだ。日常的には11時にはと定めているが、ついつい0時近くなってしまう場合もある。遅くなればなるほど、次の日の目覚めや仕事中の眠気に影響しているのは間違いない。ところが昨日の朝は、実に爽快な目覚めであった。やはり就寝時間帯と睡眠時間「7時間」はヒトに必要な眠りなのだろう。さらには、こうして執筆する際の「起きて1時間」の身体も大切だと云う。一般論として「目覚めのモーニングコーヒー」が有効なようだが、こちらの刺激も1時間ぐらい経過したのちに飲むのが得策らしい。よって今朝は「白湯(さゆ)」を少しずつ飲み胃腸に負担がないよう、また急な刺激物が届かないように配慮してみた。身体も脳もが起き出そうとするこの時間帯、細胞の一つひとつに水分が届けと願いながらである。

そしていまデスクの前の窓から注ぐ朝陽を浴びる
ここに書いたことを大切に生活を築きたい自分がいる
何より睡眠によって自分を大切に休めたいという思いも大切なのだろう。


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健康長寿な現代の生活習慣として

2022-08-03
四十賀そして人生五十年といった昔
「健康長寿」をといわれる人生百年時代
与えられた命ゆえによき生活習慣をと思う

西行73歳・松尾芭蕉51歳・若山牧水43歳、中世鎌倉時代にしては西行は長寿、芭蕉は江戸時代の寿命統計は幅が広いらしくせいぜい寿命40歳なので長生きの部類、昭和3年43歳没の若山牧水は今にして「夭逝」と思えるが、劇的に寿命が延びたのは戦後であるらしい。周知のように酒好きであった牧水が、まさに「生活習慣」で身体を痛めたのは明らかである。しかし、この3者はいずれも旅の歌人(芭蕉は俳人)、自らの足で全国を歩き回り詩境を窮めて行った。西行は出家したことも相まっての「生活習慣」が、長寿の秘訣でもあるだろう。芭蕉や牧水は、むしろ過酷な旅を自らに強いたがために寿命を擦り減らした感も否めない。だが「歩く」という行為は、健康長寿には欠かせない条件とみて間違いないだろう。戦後は「国民皆保険」さらには「介護保険」などの世界でも類を見ない制度が、着実に日本の寿命を延ばして来た要因と見られている。とうとう「人生100年時代」とまで言われるようになった現代を、どう生き抜いたらよいのであろう。

個人的には30代後半ぐらいから、さらには40歳代になって健康への志向が高まった。「この10年間の生き方が、次の10年の生き方を決める」という意識が常にある。運動習慣・食事内容の精選・サプリメントなど、可能なところは意識して実行している。このように言うと、「ストイック(禁欲的)ですね」と言う方が多いのだが、自分ではそうは思っていない。好きな物を食べるし、酒も一定量は呑む。だが「運動」は、どうしても譲れない面がある。過去には「ジム通い」に執拗にこだわった時期もあったが、現在は生活の中に「運動」を取り込むようにした。「ジム」ならば週3回かせいぜい4回止まりだが、現在は「運動」をしない日がない。ジムの時からすると筋トレ量はかなり減退したが、それもまた現在の年代にして適切な量と方法ではないかと思っている。信憑性は確かめていないが、「過剰な運動」というのもむしろ逆作用で健康を害するという研究成果の記事をWebで読んだことがある。冒頭の芭蕉や牧水に学ぶならば、強行な旅は控えよということだろう。運動習慣があってこそ、「学生時代と変わらぬ体重」を維持していることは自負できることの一つである。

人間ドッグや諸々の検査の励行
いただいた命を自らが大事にするために
さあ!今日も生活の中の「運動」をはじめよう!


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健診は親への感謝を新たにする日

2021-12-24
1年1度の人間ドッグ
多くの項目が改善されて好ましい傾向
1日10000歩が築いた脚の筋肉量

誕生日前後1ヶ月に、人間ドッグを受診するようにしている。「誕生日」をただケーキを食べて終わらせるのではなく、この健康な身体をいただいた親に感謝する日にしたいがためだ。今年は予約が出遅れ、なかなか「前後1ヶ月」に受診日が取れなかった。しかしこの「クリスマス・イブ・イブ」に偶然に1席空いているというので、午後からは講義であるが一つ返事で予約した。健診そのものには大変慣れて来て、抵抗を覚える検査はほとんどない。一番精神的に負担なのは「胃内視鏡」であるが、それも細いファイバーカメラの進歩により「経鼻」によってほとんど苦痛もなく終えることができる。「バリウム」を呑んでX線台の上で二転三転するよりも、排出までを考えるとかなり楽である。人によっては「経鼻」を忌避するようであるが、先入観を配して選択したら良いと思う。かくしてあっという間に、全ての検診項目を終えたが、鼻に軽い麻酔がかかっている間は飲食ができないということで、近所の書店に自著が置いてあるかどうか?など散策をしていた。

診断コースにセットされた昼食と珈琲を美味しくいただき、その後は医師の説明。まずは「年齢にしては大変に優秀」であると太鼓判を押された。数年前はやや肝臓の数値や悪玉コレステロール値が高く出ていたが、今年はほとんど問題なく「A」判定になった。ここ数年は医師の丁寧な説明付きのコースでなかったゆえ、その高めの数値の意味がわからなかったが、どうやら「脂肪肝」になりそうな傾向が出ていたらしい。しかし、野菜中心の食事・飲酒量の減少・毎日10000歩目標の徒歩の三要素で改善したのだろうという見解をいただいた。(事前問診アンケートの項目などによる医師の判断である)オプションでつけた腫瘍関係の数値も問題ないようで、腹部超音波や胸部X線の画像をPC画面で見せていただきながらの説明に大変に納得がいった。その後は健康指導士さんの面談があり、心体組成の数値で「脚の筋肉量98%」というのを大変に褒められた。通常は「90%」が目標でなかなか到達している人は少ないと云う。「アスリートで110%程度」ということなので、凡人として年齢の上でもなかなかの数値である。歩くことと筋トレを欠かさないこと。脚の筋肉が僕自身の脳を支えているがゆえに、自著も完成出版できたということか。思い返せば原稿を書いていた春先に、筆が進まなくなるとよく日中の公園へ歩きに行ったものだ。「ことば」と「歩く」ことは連動している。牧水が旅を好んだのも、こんな意味合いがあるのかもしれない。

あらためて健康な身体をいただいた親に感謝
自著が生み出せたのも親のお陰である
そして食事も生活も支えてくれている妻のありがたさが身に沁みた。


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入れただけ動く流儀

2021-09-07
食べたもの飲んだもの
入れたらその分は動いて消費する
吉田類さん酒場詩人の流儀に見習う

誕生月に総合的な健康診断を受けることが習慣化している。さすがに4ヶ月前ということで予約サイトへ希望日を申請、昨今は希望するク健診センターが混んでいてなかなか自由に予約を取るのが難しい。毎年、もっと早く予約を取るべきと省みるがこの時期になるのが恒例だ。予約専用のサイトがあって希望日を第6候補まで挙げることができ、サイトの方で健診センターと交渉をしてくれるという誠にありがたいシステムである。予約の入力を終えると、過去の健診履歴が当該サイトで経年比較をグラフで閲覧できることを知った。サイトができてから3年目であるので、各健診項目について2019年まで遡って確認することができた。2018年頃までは週に最低3回はスポーツジムへと躍起になって通っていたが、生活環境の変化もあって見直しを図った。個人の状態に合わせた「パーソナルトレーニング」なども受けていたが、そうこうしているうちにコロナ禍となり、やむを得ず「宅呑み」ならぬ「宅トレ」になった。

こうした影響もあってか3年間の経年変化でやや体重増加をしたが、BMI(肥満度指数)は22以内なので特に問題はない範囲である。それでも基本としているのは、大学卒業時の体重・腹囲を維持すること。だがあまりBMIが低いのも、むしろ免疫や抵抗力が下がるとも妻から助言されている。「宅トレ」になっての利点は、毎日必ず運動ができるということ。朝のコアトレ・ストレッチにウォーキングはほぼ恒例となり、夕食後には1日おきに自宅用器具での「筋トレ」かウォーキングを交互に習慣化しようとしている。1日1万歩を目標とし、通勤も徒歩で大学では何階であっても階段を使用する。これが日常化できれば、たぶんジムに週3回通っていた時よりも健康的な身体が作れるはずと考えている。食事量を特別に減らすというわけではない、野菜とタンパク質のバランスを図り十分に摂取する。これも先日のトークショーで吉田類さんが語っていたことだが、「入れたぶんだけ動く」が酒場詩人の流儀のようだ。特に山登りをする類さんは「登れる体重」を「動くこと」で維持するのだと語っていた。あくまで「自然」な方法で健康維持、生活に「動く」要素は欠かせない。

未だワクチン接種後のやや気怠さが
歩く身体が壁にぶつかった原稿を先に進める
使わないPCの如く更新せず埃を被らぬように。


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あらためて免疫力

2021-08-22
日常生活でいかに免疫力をつけるか
睡眠・食事・運動
ストレスを感じないように豊かな心を

新型コロナ以前にも、多くのウイルスと僕らは直面していた。よく比較対象とされる「インフルエンザ」のみならず、俗にいう「風邪」や「ウイルス性胃腸炎」など、感染に注意しなければならないものは少なくなかった。「風邪」などを考えてみても、頻繁に引く者とそうでない者がいたように思う。その差は何であろうか?とあらためて考えてみる。そうすると尽く「新型コロナ」対策にも通じることだと気づくのである。手洗いの徹底、顔の粘膜がある眼・鼻・口を手で触らないこと、他者と飛沫が飛び交うような食事形態を慎み、部屋は換気を十分にする、などが従来からの「インフルエンザ」などでの対策としてすべきことだった。それゆえに、多少は入念になっただけで僕などは「新型コロナ」だからと、あらためての対策だとはあまり思わなかった。ここ10年20年ほど、風邪らしい風邪は引いたことがなかったからである。

前述した「ウイルス」そのものを体内に取り込まない対策より以前に、大切なのは免疫力を高めておくことだ。特に宮崎に移住してからは、そんなことに気を遣っていた。その基本は冒頭に記したように、「睡眠・食事・運動」の三要素である。平均7時間睡眠、多菜で過重にならない食事、疲労が残らない程度の運動を日々実行できるかどうか。年齢とも相談する必要があるが、当代で培った生活での身体づくりは、次の10年を作るものと意識してきた。またあらゆる面でストレスを感じず、素朴雄大に生きていること。自然のリズムの中であくせくしないこと。このような点が免疫力増強維持の要点としてきた。また10数年前の「新型インフルエンザ」の時も習慣として意識していたが、日常の体温計測も重要だ。比較的高めに「36.4」程度に保つのが免疫力や基礎代謝の意味でよろしいように自覚している。こうした免疫力への意識をさらに増強したいものである。

次の10年を生きるために
若さを保つためにも
この日も野菜豊富な豚汁で良好な食事を妻が用意してくれた。


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日々の磨きが明日をつくる

2021-02-13
試験薬を塗りつけ歯磨きの点検
前回の指導で入念にした「つもり」だったが
行動習慣や思い込みが適切な磨き方を阻害している

1ヶ月ぶりに歯科医に通院した。前回には歯と歯茎の点検を受け、歯磨きの方法について指導を受けた。それ以来、夜の歯磨きには時間をかけて入念に実行してきたつもりだった。しかし、今回もまた前回と同じような傾向で「磨けていないところ」があり、なぜできていないのかを考えさせられた。歯に表側と裏側があるが、どうしても裏側が十分に磨けていないそうだ。それは表側から磨くゆえに、必然的に裏側にかける時間が十分でないという行動習慣に拠るものだと云う衛生士さんの説明であった。確かに外見上のことも意識すると、朝を含めて表側に偏った磨き方をしているかもしれない。その行動傾向に自らが気づいていないことに、他にも「これでいいのだ」と思ってはいるが適切でないことがあるのではないかと考えた。

また長年染み付いた「磨き方」はなかなか修正できないものがある。磨くべきは歯と歯茎の間が肝心ということだが、どうしても白い歯そのものの部分のみを磨きがちだ。力の入れ具合・ブラシの動かし方・歯ブラシの角度等々で今まで思い込んでいたことを改善せねばなるまい。「生活習慣病」と言われるものはいづれもこのような日常の「行動」によって創り出されるのではないかと、あらためてその怖さも感じた。そして、前回より歯茎の出血という点では改善されているところも多く、意識すれば改善できる成果も見えたと指摘された。歯は栄養を摂取する大切な入り口であるとともに、言葉を発する上において僕の場合は商売道具とも言える。高齢化社会において80歳で何本の歯があるか?が大きな指標であるそうだが、長寿の方をTV等で観ると大抵は歯が丈夫な印象がある。身体全体の健康はまず「歯」からであろう。

こうした指導をしてくれる歯科医
治すのみならず予防を啓発してくれる
日々の積み重ねが明日の健康な歯を約束してくれる。


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